2009年7月26日日曜日

パソコン復帰V


 突然、起動しなくなり、急遽、SSD(Donya DNS-SSD64GBS-V2)を
手配していたのですが、そのパソコンが復帰しました。
いや~今日1日丸々かかってしまいましたよ。
というのも、一番時間がかかったのが、一緒に買った1TB HDDのフォーマット orzナント!?
フォーマットに3時間以上もかかっちゃうのって?? 大容量ドライブは恐ろしい。。

 さて、SSDの方ですが、こちらはいたって順調でした。
まあwindows XP home SP2をインストールして、Windows updateを順番にして、それから一通りのソフトをインストールして復帰は完了です。

 注目のドライブの速度の計測結果は
こちらデス 。
元のHDDドライブ(250GB)と比べるとかなり、速くなりました。
 例えば、、Windows起動時に"旗"の絵の下にインジケータ風の帯が流れますが、これが2回流れたところで完了となります。
元のときには7回流れていたので、かなり短縮しました。

 それでは、ベンチマークで比較してみましょう。
先ほどの1TB HDD (Hitachi HDP7210101SLA360)の結果は
こちらデス。
動作環境はまったく同じですが、SSDと比べると遅いですね。
特にランダム読み書きは、一桁遅い数値になっています。

 また、500GB HDD (Hitachi HDP725050SLA360)でも測ってみました。
こちらデス。
1年ぐらい前に買ったモデルなので、最新モデルではありませんが、参考にはなると思います。
シーケンシャル読み書きは、最新1Tにやや劣りますが、ランダム読み書きは逆に上回っています。
そうは言っても、SSDの速度にはかないません。

 当初、SSDはランダム書き込みが苦手と言われていましたが、現時点のモデルでは既に解決されているようですね。

 このぐらい速いと割高なSSDも使う気になます。
起動ドライブ(Cドライブ)はSSD、データ記録ドライブはHDDといった使い分けをすると、最強です。

今回の修理は、(珍しく?)トラブルもなく、うまくいきました。

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2009年7月22日水曜日

パソコン起動せずorz


 一昨日、突然、メインのディスクトップパソコンが起動しなくなりました(涙

"NTLDR is missing"

何ですか?コレは。。。。。
対処法はこちらデス
回復コンソールを使い「NTLDR」ファイルをコピー で一度は立ち上がったんです。
しかし、次に起動したときは、"NTLDR is missing"
つまりはHDD(HGST製250GB)がダメみたい。
ありゃ~

 仕方がないのでSSDを発注しました。
普通に買うならintel SSDでしょうね。
定評があるし、安くなってきたし。
しかし、ここは敢えて果敢に上海問屋。 Mr.M男デスカ?
 前回はIDEのSSDで散々な目に..(何とか切り抜けたましたが)
しかし今回はSATAなので多分大丈夫。タブン
上海問屋の方が記載上は速いしねえ。モナリザさんが付いてくるしね。スリルがあるしねえ。スリル?
ってことで、問屋オリジナルをプチッといってしまいました。
 それと64GBでは足りないでしょうということで、1TB HDDも注文。
あっ、また日立さんを買ってしまった。懲りないねえ。
いや日立さん頑張ってね(愛国心)
 
 さて、2~3日したら到着するので、我が家のパソコンのSSD化、一丁やってみますか。
無事成功となるか!? 請うご期待


2009年7月20日月曜日

【書評7】ローマ人の物語 Ⅴ


 ローマ躍進の道のりも、カエサルの壮年期に入ってきました。壮絶な。

 有名なシーザー(カエサル)の映画も買って見ましたよ。実は初めて見ました。
なるほど、あの聞いたことのある ”ブルータスおまえもか” はここで出てきたのか。
と分かったような気になっていたのですが、七生さんの切り口では、シェークスピアのは事実と違うらしいのです。
シェークスピア破れたり!? いや、史劇は作者の創作の部分が多々あるということでしょう。

 七生さん、惚れてしまうぐらい素晴らしいです。 
というか七生さん、カエサルに惚れてますねぇ~。 
この執念のような力はカエサルから来ている様な気が...
七生さんの描くカエサルにはそれだけのものがあります。
戦争のセンスと政治のセンス共に人並みはずれたものを持ち、そして何より揺がない目標(目指す姿)があるということ。

 それにしても、カエサルはドンドン勝ち進んでいきますなあ。負けない。
不利な状況になることも多いのですが、独創的なアイデアもいれて最期には逆転勝利してしまう。
そして特筆すべきは、その進め方に終始一貫し、ブレがないこと。
進むべき方向は、ローマ世界の平定。ローマを中心とした平和の実現にあるのです。
もちろんカエサルの考える姿での国の安定なので、万人が満足した状態とは必ずしも言えないのですが、しかし、侵攻に侵攻を重ね国を拡大するとか、属州から接収し富を集中するとか、そういうことを目指したものではないのです。

 そしてカエサルが示したことは "寛容" ということ。
敵も許すということ。敵であっても処刑しないばかりか、見方の要職にも適用してしまう。
 七生さん曰く、これはカエサルが優しい人であったというのではなく、
1)自分が誰よりも上に位置するとの認識にあり、他の者は嫉妬や憎悪の対象にすらならないこと
2)許して見方つけた方が役に立つし、ローマ世界の完成には有用な者を活用すべきであること
と考えてのことであったと。
 しかしそこで起こったカエサル暗殺は、この寛容により許した者によりなされたのです。
カエサルは、許したが、当人は心底許されたとは信じられなかったということ。
それが疑心暗鬼を生み、そしてカエサルの超越した姿と行動を見るにつけ、不安になってしまった。
 それでは何に不安になったのか???
カエサルがローマの王になり独裁者になることを避けなければならない。とブルータスは言う。
そして彼をそそのかしたカシウスが言う。総勢14名が言う。
 しかしそうであったのだろうか。もっと本質的なところにあるのは、
端的に言えば、自分が除け者になる不安と恐怖をもったのではないかと思う。
カエサルから見放される恐怖。
元老院の権威を拠り所にした体制がなくなり自分の存在意義がなくなる不安。
その様な心情がカエサル暗殺という暴挙に走らせたのではないか。
 暗殺後の彼らの動揺する状況がそれを物語っている。
暗殺が成った後に何をするかまで考えずに動いたのであるから。
その奥には、カエサルが凄すぎたこと。そして皆がそのカエサルの本当のところを理解できていなかったことに原因があるのではと思う。
自分が理解できないものには恐怖心を抱くものだから。


 カエサルは凄いです。七生さんがそう描いています。
一方、周辺の方々はガタガタですな。
ポンペイウスから始まって、ブルータスも、キケロも、小カトーも、カエサルの様なキレが見られません。
優柔不断というか、思想が定まらないというか。
七生さんにかかれば、
カエサルなき後をとろうとしたアントニウスにいたっては、「肉体だけではなく頭脳も剣闘士なみ」の男だし、
世にいう絶世の美女クレオパトラも、「知性を疑うしかない愚挙」をしでかす色仕掛け女になってしまう。
 
 結局、カエサルを抹殺したはいいが、その後を引き受けられる人はいなかったとういこと。
それだけカエサルが偉大であったということでしょう。

 それにしても現在の我々の日常生活の中にもカエサルの影響を見ることができます。
ユリウス暦(1年=365日)は彼が制定したもの。本書には他にもたくさん出てきます。ナルホド
 先見の明は凄いですね。創造的天才。
本質を見抜く力と、先入観のない姿勢、そして一級のアイデアマンであった。

 ローマはここに来て、大きな変革の時を向かえ、帝国へと進んでいきます。
そう、カエサルが亡くなってローマ滅亡とはならなかった。
一瞬は混迷しますが、やがて次の躍進の時を迎えるのでしょうか。(これから読むので。。。)

 仕事でも家庭でも言えることだと思います。
自分がいなくなっても、それで終わりとはならないのでしょう。
恐らく誰かが引継いでやってくれるのでしょう。
しかし、いやそうであるからこそ今の自分にできることを、精一杯やらなくてはならない。
そう思います。

さあて次は、6巻目に突入だあ~ 



2009年7月12日日曜日

【書評6】達人のサイエンス


達人のサイエンス

George Leonard著 "mastery" の邦訳本です。
masteryすなわちマスター(達人)になる方法について書かれています。
スポーツの達人、仕事の達人、趣味の達人、恋愛の達人・・・・世の中には様々な達人がいますよね。
このような達人に共通している要素は何なのか。
 まず生まれつきの素質と努力とそして・・・なんて考えちゃいますが、実は、生まれつき上手にできる人、上達が早い人が達人になれるとは限らないということ。
むしろ下手な人、なかなか上達しない人が達人になっているらしいのです。
 そこにはマスタリーの道があるのだと。
毎日毎日繰り返し日々の練習の繰り返しが"達人"を生み出すのだと。
著者は、長く合気道を修練し、指導者として多くの弟子を見てきた経験として語ります。
 奇しくも私も去年、合気道の道場に行って稽古をつけてもらったのです。
著者は合気道の達人。私は僅か5回の稽古で止まってしまった(著者の言う)ハッカー未満の状態 ガク↓
つまり、継続は力なりということ。坦々と練習を繰り返すこと。
そこには上達したと感じる状態(スパート)もあるが、長いスランプにも似た状態(プラトー)が続くのです。日々続く。
しかしその練習に喜びを見出し、生活の一部として続けていくことにより上達の時がやってくる。

 しかし目的は上達すること、そして一番になること ではないのです。
日々の練習が喜びであり、生きがいとなっている。その中に達人として継続できる秘訣があるのだと。
 分かるような気がしますが、しかしその見地にまで達していないような気もしています。
私の場合は、趣味では決して達人に達するところはないですね。
 少し前まで仕事の虫だったので、その分野ではそうかも??
まあ365日起きている限りそれについて思いをめぐらしているということでは、マスタリー的なところがあるかも(狭い分野の話ではありますが・・・)

 この本を読んでいて、あれ?!これってもしかして、
天才! 成功する人々の法則
と似てる話かなって思ってしまいました。
これ勝間本なんですが、まだ読んでいません。しかし弾さんのブログで、「
一万時間続けよ 」と紹介されているので、そんな気が...
 時間を見つけて天才!も読んでみよう。

いやその前に、
ライフワークで練習を続けられる対象を見つけることが先かも。
著者いわく、道を歩むこと自体に、この上ない満ち足りた気分を味わうことができるのだから。
これは快楽といったウスイものではなく、充実感という言葉で表される心からの満足ではないかと思いますから。

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2009年7月6日月曜日

電動アシスト自転車はゆっくり走ろう!



 電動アシスト自転車を買いました。
ハイブリッド自動車のプリウスが、飛ぶように売れてますね。フル操業で作って、作っただけ全部売れるという状態。6月の販売台数は2万2千台でNo.1だったらしいです。スゴイ。
ホンダのインサイトも結構売れてます。(7位ですが)
これはガソリンエンジンと電池のハイブリッドです。
 一方、私のは人力と電池のハイブリッドですよ。
そうなんですよ。どっちがエコだと思ってるんだ!えぇっ。人力だぜ。エコだぜ。クリーンだぜ。
おまけに安いぜ。(7万円でした。充電の電気代は1回5円ぐらい)

 ということで、使ってみての感想ですが、
走り出しはかなり楽です。す~うっと軽くスタートできます。
上り坂もゆっくり走っている分には、アシストがきくので楽に上れます。結構急な坂でも大丈夫。
 しかし、アシストの上限スピードが24km/hまでなんです。
つまり、ちょっと軽快にスピードを出すと、すぐに人力状態になります。
実はこの判定を、ペダルの回転数でやっているらしいのです。
ギヤーの段数が1,2,3と3段階あるのですが、1や2ではあっという間に人力。
3でも24km/hで人力状態です。ちょっとアシストやめるの早すぎませんか??
私の場合、平地の巡航速度は25~30km/hぐらいなんです。(今までの自転車の場合)
そうすると、ずっと人力(汗)  まあ電池が減らなくていいと言うか。エコといえばエコなのですが。。。
単なる自転車?
30km/hぐらいまでアシストしてくれるといいんですけどねぇ。何でダメなの(→法律作った人)

ということで、走り出しと坂道が楽というのは間違いないです。が、平地では少し微妙な気持ちになる。
というのが感想です。

 ついでに言っておくと、プリウスを買っても、アクセルガンガンで走るとやっぱり燃費が悪いらしいです。プリウスらしいエコ燃費を得るためには、プリウスらしいエコ運転が必要。
峠を攻めてストレス発散だぜ。なんてのはなし、ゆっくりと心を静めて運転すること。
電動アシスト自転車も同じですね。ガンガン走ろうとすると、アシストなしになり普通に疲れます。
ゆっくりと心を静めて乗りましょう。


2009年7月5日日曜日

天狗岩にまた

また、天狗岩に行ってしまいました。
今日は総勢6人でした。
かなり感動している人。
はしゃいでいる人。
体力持たないって言って疲れてしまった人。
弁当はまだかと、食いに走っている人。
などなど、、、。

私は3回目ですが、楽しいところです。