2010年5月16日日曜日

【書評14】 会社が黒字になるしくみ



 最近、
TV出演にも忙しい 坂口孝則 氏のビジネスのキホン本 です。
経営とは、利益とは、儲かる仕組みとは、、など
知ってるつもりだけれど、いままで曖昧だった人にお奨め。
 黒字のしくみを それぞれのキーワード毎に著者の言葉で説明しています。

さて、構成は、

 Part1 学校では教えてくれない「お金の稼ぎ方」
 Part2 いまさら人に聞けない「会社が儲かるしくみ」
 Part3 知らないと大損する「お金の回し方」
 Part4 会社では教えてくれない「新しいビジネスのかたち」
 Part5 誰も教えてくれない「商売のウラ側」

となっています。

 全体として、黒字のキホンが書かれており、" そんなの知ってるよ "って人もいるでしょうが、 侮るなかれ 著者の言葉でかれている ところがミソなんです。
噛み砕いた説明が、読みやすい文体と相まって、さらっと読めます。
 そして、新しい " 気付き!! " がありましたよ。いろいろと連想してね。

 Part3 お金の回し方 では、
”キャッシュフロー経営の祖”として、稲盛和夫氏が登場します。
稲盛キャッシュフロー経営の申し子 WILLCOM が倒産orz 
なんとも皮肉なものです。。。。
 それはおいても、お金は回して大きくしていく これが現代のキホンなのですよ。
お金は貯めるっていうのは一昔前まで。
ご家庭でも、回して回して キャッシュフロ--

 Part4 は、
最近台頭しているビジネスが、どうやって黒字をだしているか書かれています。
筆頭はGoogleですが、無料でも黒字を出す そのヒミツ。。

 それは、人をいっぱい集めてくること。
いろんな人をできる限りいっぱい集めてくる。
これがポイントなのです。
そして、その内の5%ぐらいがコアユーザー。
 コアユーザーって鴨にされちゃんですよねぇ~
 お互い納得しているから良いんですがね。 
コアユーザーがいるから、多くの人が無料で利用できる。

コアユーザーさん 今後ともよろしくお願いします mOm 

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