2009年5月31日日曜日

瀬田の夕照


 今日は午後になって快晴になりました。
夕焼けが綺麗にならないかなと思って、琵琶湖畔に散歩に行ってみました。

瀬田の唐橋があるこのあたりの夕日の風景は、”瀬田夕照(セキショウ)”と言われ、近江八景のひとつだそうです。
夕日が湖面に反射して、黄金色に輝くその風景はなかなかいいものです。
 足元には、なぜか鳩と雀が集まってきていて、空高くトンビがたくさん回っています。
湖面にはボート部の学生が練習中でした。

 涼しい風を受けながら、のどかなひと時を過ごすことがきました。


2009年5月29日金曜日

安いケータイはどれ? 茸、庭、犬、猿、蟹




携帯電話の料金値下げ競争が激しくなってきました!
auが追加380円で、3箇所24時間かけ放題
これは強力です。
他社は緊急対策会議を召集ってところでしょうか?
 "結局どれが安いのか"について書いてみようと思います。
といっても実際、いろんな使い方の人がいるでしょうから一概には言えません。
あちこちでいろんな試算記事が出てきています。

今回は以下の様な条件で比較してみます。

条件
①パケット量:10万パケット
②家族への通話:60分
③登録者への通話:60分
④その他への通話:30分

☆Willcom
基本料:1900円(トリプルプラン)
    ①1050円(データ定額)
    ②0円(070宛無料)
    ③0円(070宛無料)
    ④600円
その他:315円(高速化サービス)
 
 合計=3865円   <2815円>  < >内はパケット料なし時

☆DoCoMo
基本料:1575円(タイプSバリュー ファミ割50)
    ①4410円(パケホーダイダブル)
    ②0円(ファミ割)
    ③189円(5分)
    ④1134円
その他:315円(i-mode使用料)
   
合計=7308円   <3213円>

☆au
基本料:980円(プランSSシンプル 誰でも割)
    ①4410円(ダブル定額)
    ②380円(指定通話定額)
    ③0円(指定通話定額)
    ④210円(5分)
その他:315円(EZweb使用料)
   合計=6295円   <1885円>

☆Soft Bank
基本料:980円(ホワイトプラン)
    ①4410円(パケットし放題)
    ②0円(SBへ無料)
    ③0円(SBへ無料)
    ④1260円
その他:315円(S!ベーシックパック)
   
合計=6965円   <2555円>

☆EMOBILE
基本料:780円(ケータイ定額)
    ①4980円(データ定額オプション)
    ②0円(EMへ無料)
    ③0円(EMへ無料)
    ④1260円
その他:315円(EMnetサービス)
   
合計=7335円   <2355円>

となりました。
安い順に、Willcom、au、Soft Bank、DoCoMo、EMOBILE です。
おっ!Willcom安いじゃないか。しかも2位に2430円もの大差をつけて。スゴイスゴイ
となるのですが、この差がどこから来ているかというとパケット料の違いなんです。
Willcomは1050円払えば10万パケットまで含まれるのに対して、他社は上限の4410円に達しています。
< >内は、パケット料を除いた金額ですが、これで見るとauが1885円とかなり安くなります。
Willcomより1000円近く安いからインパクトあります。
ここが
ミソなんです。
というのは、今回の380円と引換えにパケット単価を上げているんです。
だから少し使っただけで上限まで達してしまい、殆どの人が4410円を払うことになります。
980+380+315+4410=6085円まで確定です。

 今、携帯電話業界で何が起こっているかというと、携帯電話が電話でなくなってきています。
通話のデータ量は大したことない程に、パケット通信のデータ量が急激に大きくなっています。
それに気付いて先手を打って通話定額を始めたのはWillcom、次にSoftBank。次にEMOBILE。
そして今回auとなりました。DoCoMoもやるでしょうね。
やっても大丈夫だということが分かってきましたから。どんどん通話してくださいということです。
そして収入源は(いわゆるARPU)はデータ通信の定額料でとることになります。

 auの通話定額380円は注目度大で、多分au離れを食い止めて、SoftBankやDoCoMoからauへ替える人も出てくると思います。
しかしまあ auさんもしたたかですなぁ~6085円確定ですぜぇ うっひっひっ
ということで勝算があっての投入だと思われます。

 Willcomはかなり苦しくなってきました。
通話定額を始めたときは、"Willcomしか出来ない" と豪語してましたが、各社が設備を増強して、時代が大量データ通信の時代に移ってきたところで、通話定額を投入してきました。
何が苦しいって、Willcomはパケット単価が安いんです。一桁安い。だから最近、新定額プランとか言って単価を上げて上限2800円にすぐ達するように細工をしています。

この新定額プランで上記と同じ条件で、計算すると。

☆Willcom'
基本料:2900円(新定額プラン)
    ①2800円(新データ定額)
    ②0円(070宛無料)
    ③0円(070宛無料)
    ④788円
その他:315円(高速化サービス)
  合計=6803円   <4003円>  

大分、金額が上がりました。新価格で他社並みになりました。
よかった。とはなりません。このままではいけませんよ。加入者が純減してしまいます→Willcomさん
価格とサービスのバランスで、auに見劣りしてしまいます。
メリハリをつけましょう。通話とデータの両方から半分ずつ徴収するというは、今や割高との印象になります。

 1)通話定額2900円を1500円に値下げする。
 2)パケット上限2800円で 高速化サービス込 にする。

そうすると、1500+2800+788=5090円 となり、スッキリした印象です。
ということは、お客からみてお得感UPということです。
おっ 加入しようかな?って気になりますよね。

070への通話と全てのメールが込みで1500円。 いいじゃないですか。
で、実際は5000円ぐらい払うことになる。

今度のWillcomのプレスリリースは、通話定額1500円 でくると予言しておきましょう。

2009年5月24日日曜日

【書評5】ローマ人の物語 Ⅳ



ローマ人の物語Ⅳ

塩野七生のライフワーク4巻目、カエサルの物語です。

カエサルのガリア地方へ進出が今のヨーロッパの有り様に大きな影響を与たことを知りました。
特に、フランス、スイス、ドイツ、イギリスです。
カエサルの志と戦争のセンス、政治家としてのセンスには脱帽させられます。
が、それをおいても、本書は世の男性必続の書です。

氏いわく、
〔謎〕
「カエサルはなぜあれほども女にモテ、しかもその女たちの誰一人からも恨まれなかったのか、」
〔答え1〕
「男から強烈に求められれば、女らしい女ならば落城する」そしてその内容は・・・(本中参照)
 しかしそれより注目は、
〔答え2〕
「どうやらカエサルは、次々にモノにした女たちを誰一人として決定的には切らなかったのではないかと思われる。つまり、関係を清算しなかったのではないかと」 なぜそんなことができたのか。 
カエサルが知ってか知らずか。。
「・・・ではなぜ女は怒るのか。怒るのは、傷ついたからである。それならどういう場合に女は傷つくのか」
そして肝、「女は、無視されるのが何より傷つくのだ」
とあり、無視しないって、いったいどうしたのかというと・・・(本中参照)

ナルホド だが、 2千数十年も前にすでにカエサルにより開拓済みであったとは、、orz トホホ
 
氏自ら、語っています。 この謎についての解明が、
「男性・・・・の史家や研究者の考察を追ってはできず。女の立場に立ってはじめて可能になった」
と。そしてその応用により、
「なぜ権力をもたなかった時期のカエサルにあれほども多額の借金が可能であったのか」
についての解明が可能であるのだと。。

主人公も作者も恐るべし。

さて、次はカエサルの最期(第5巻)に突入です。

2009年5月12日火曜日

Willcom純減10.6k

TCAの4月分集計が出ました。
Willcomは10600の純減orz
事業者純増数累計
ウィルコム-10,6004,552,800

インターネット使い放題980円/月のキャンペーンをやっても、大幅減ですか。。。
他のキャリアは全部、純増維持ですよ。
NTTドコモ89,30054,690,000
KDDI57,50030,900,300
ソフトバンク105,40020,738,300
イー・モバイル102,8001,513,000

個人向けの音声端末は比較的順調だったが、データ通信カードで大幅減になったらしいです。
emobileに鞍替えした人が多かったのでしょう。PC代が100円ですからね。
というか通信速度の差が歴然ですから、賢明な人は鞍替えしますよ。

でどうするか?! ですが、これがあまり手玉がないので困ります。
1) W-SIMカードのType-Gを出す。
2) 音声端末で凄いのを出す(これぞ京ぽん3だ~~って言えるやつ)
3) XGPの全国展開を加速する。
4) WILLCOM CORE 3Gを個人向けに出す。

今となっては 1)はインパクト小ですね。
2)もありですが、HONEY BEE2とBAUMで音声端末出荷の大半を占めている状況をみると、画期的に純増になる気がしません。
3)はカーラエルさんの資金が増額できるかに依存しますが、数年をかけてインフラを入れていくだろうし、XGPの音声の規格が決まっていないので、今年、来年に完成とはならないでしょう。
そうすると 4)の3Gをもっと前面に出すってことになりますね。
4月も3Gは+6,900の増加だった様だし、今年、来年は3Gを前面に出して、XGPインフラが整うまで耐えるっていうのが妥当なのではないかと思います。

 しかしデータカード分野でWillcomから顧客が逃げていっているのが気になります。
顧客は法人が多いので、引き始めるとどんどん加速していく可能性がありますよね。

 私の場合は、トリプルプラン1900円+データ定額1050円+高速化サービス315円=3265円(10万パケットまで)となっています。
結構、有効な使い方じゃないかと思っています。
んでもって、PC用モデムはb-mobileなので、自らもデータカードはWillcomを使っていないということになっています。(私が悪いんじゃないよ!冷静に考えるとそうなってしまうんだよ)

  

2009年5月4日月曜日

バイク ジムカーナ2


 またまたRS京都のジムカーナに行ってきました。
今回は、滋賀県の月の輪自教でした。(上の写真は前回(橿原自教)のものです)
いろんなバイクが60台集合です。
10時過ぎ~16時まで思う存分走りこめました。 

 最近、バイクが不調気味(アクセルを急に開けると失火する)で、コースアウトとか転倒(イテッ!)とか悪戦苦闘してしまいました。
もう少しアクセルにエンジンがついて来てくれるといんですが。。。
って偉そうなことを言いましたが、まぁ~とにかく思いっきり走れて楽しい一日でした。

 どうですか?バイク持っている人で興味がある人はRS京都へ連絡するか、または、

私にメールしてください。どうぞよろしく。

(↑古すぎ)ってこれが言いたかっただけだったりして・・・・・orzスタイリ-スタイリ-

 

2009年5月2日土曜日

【書評4】クラウド化する世界



この"Blogger"もクラウドなんですね。どこにデータやアプリがあるのかわかりません(雲の中)。

 19世紀に工場に発電機を持って必要な電力を賄っていた時代から、発電所で集中的に発電して、各工場が電気を購入する方法へと移っていきました。
なぜか!その方が経済的に安上がりだったからです。
 同様のことがコンピューティングにも起こっています。
各自(事業者、個人)がパソコンを持ち、アプリケーションを購入し、データをパソコン内に保存する時代が20年ぐらい続きましたが、次第に"クラウドコンピューティング"の時代に移行してきています。
パソコンは表示画面とキーボードの機能となり、処理(アプリ、データ保存)はクラウド上で行われます。
集中的に処理したほうが効率的であり、つまり安上がりだというのです。
 この経済性をもたらしたのが 光 ブロードバンド回線の普及です。安くなった。そして、クラウド上の処理を自分のPC内と同じに感じられる様になったということです。
 世の中は、経済面で理にかなった方向へと進んでいきます。そして段々と加速していますね。

 更に、これからはモバイルブロードバンドが台頭してくるでしょう。(3GLTEWimaxXGP
線を繋がなくてもいいって、予想以上に楽な気分なんですよね。
私も家では無線LAN、外ではb-mobile 3G & FON を使っていて、Let's Note R3でいつでもブロードバンドなんです。快適になったものですネ。

 だったら今後はPCは要らなくなるのか?そのことも、この本には触れられています。
クラウドが支配する世界は、富めるものと、それ以外のものの差が大きくなっていく世界であると。すでにその傾向は出てきています。
 これに関し、こんな指摘もあります。クラウドを利用(使用)する者は ”安くって便利” という恩恵をうけるものの、クラウドを利用(操る)する者は、富を集中させることができるのだと。
”クラウド(雲)”は、その実像がよく見えないので気付きませんが、実は、ごく一部の者が大きな利益を得る仕組みでもあるのです。