ROME「ローマ」のドラマ、あまりにも安いので私もアマゾンで買ってしまいました。通常のレンタルより安いのには驚きです。8話まで観ました。エッチなシーンが多く子供のいる時間には観れないので、観たくてもなかなか進まないのが不満なくらいで、それ以外は素晴らしい出来ですね。かつて古代ローマ時代をこれほど生き生きと描いたドラマや映画は無かったのではないでしょうか?時代考証、衣装、セット、ストーリー、俳優どれをとっても素晴らしいと思いました。特に面白いと感じたのは奴隷の描写です。ローマ時代の奴隷の生活がどうだったか?あまり記録が残って無い筈ですが、ドラマでは想像力豊かにリアルに再現されてました。トップクラスの優秀な奴隷は豪邸が買えるほどの値段がしたらしいですが、彼らが主人に時には辛辣にハッキリとモノを言っているのが印象的でした。それに比べただの小間使い奴隷との扱いの差は歴然ですね。またプトレマイオス朝での奴隷もローマとは違っていて興味深かったです。欲を言えば、名憶え奴隷(nomenclator)が別の人物でなく兼務していること、解放奴隷が全く居らず全て奴隷の扱いになっていることなどが残念ですが、ドラマとしての制約上仕方ないのでしょう。蛇足ですが、カエサル役の人よりもヴォレヌス役の俳優のほうがカエサルには似ているような気がします。カエサルの像は沢山ありますがその中の一つがヴォレヌス役の俳優に似ていると思うからです。カエサルの像 http://www.plumsite.com/greekandlatin/4.htmlWikipediaによると来年映画化されるようですね。こちらも楽しみです。例によって今回もお決まりの文句で締めさせてもらいます。"Ceterum censeo Carthaginem esse delendam".(ともあれ、カルタゴは滅ぶべきである。)Cato
Catoさん コメントありがとうございます。 素晴らしい出来ですよね。私は、当時のローマについて、塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んだ知識しかないのですが、この本を読んだ時に頭に浮かんだイメージを、まるで目の前に見ている様に感じる演出になっていると思います。 感激です。 さて、開放奴隷については、後編セットでしっかり出てきますのでお楽しみに! このドラマの中では、レイ・スティーブンソン演じるプッロの存在感が大きいですね。まっ歴史的にはオクタビアヌスの存在を見るべきですが、このドラマでも非常に興味深い像で描かれています。 私は、20話までみて、ディスク1枚を残すところになりました。さあお楽しみです。 オクタビアヌスの采配は、アントニウスの躍進は、キケロの理想は、プッロの哀愁は、ヴォレヌスの家族は、解放奴隷の動きは、属州民の野心は、ブルートゥスはのせられて、母は怨念に、民衆の関心は、、、、などローマの時代の流れを感じながら楽しみましょう。 あっそう言えば、Catoさんは結末は知っていたのですね。しかし、頭に描いてきたイメージとこのドラマで見た映像を重ねながら楽しむというのも一興だと思います。 わいわい丸
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2 件のコメント:
ROME「ローマ」のドラマ、あまりにも安いので私もアマゾンで買ってしまいました。
通常のレンタルより安いのには驚きです。
8話まで観ました。エッチなシーンが多く子供のいる時間には観れないので、観たくてもなかなか進まないのが不満なくらいで、それ以外は素晴らしい出来ですね。
かつて古代ローマ時代をこれほど生き生きと描いたドラマや映画は無かったのではないでしょうか?
時代考証、衣装、セット、ストーリー、俳優どれをとっても素晴らしいと思いました。
特に面白いと感じたのは奴隷の描写です。ローマ時代の奴隷の生活がどうだったか?あまり記録が残って無い筈ですが、ドラマでは想像力豊かにリアルに再現されてました。
トップクラスの優秀な奴隷は豪邸が買えるほどの値段がしたらしいですが、彼らが主人に時には辛辣にハッキリとモノを言っているのが印象的でした。
それに比べただの小間使い奴隷との扱いの差は歴然ですね。またプトレマイオス朝での奴隷もローマとは違っていて興味深かったです。
欲を言えば、名憶え奴隷(nomenclator)が別の人物でなく兼務していること、解放奴隷が全く居らず全て奴隷の扱いになっていることなどが残念ですが、ドラマとしての制約上仕方ないのでしょう。
蛇足ですが、カエサル役の人よりもヴォレヌス役の俳優のほうがカエサルには似ているような気がします。
カエサルの像は沢山ありますがその中の一つがヴォレヌス役の俳優に似ていると思うからです。
カエサルの像 http://www.plumsite.com/greekandlatin/4.html
Wikipediaによると来年映画化されるようですね。こちらも楽しみです。
例によって今回もお決まりの文句で締めさせてもらいます。
"Ceterum censeo Carthaginem esse delendam".(ともあれ、カルタゴは滅ぶべきである。)
Cato
Catoさん
コメントありがとうございます。
素晴らしい出来ですよね。
私は、当時のローマについて、塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んだ知識しかないのですが、この本を読んだ時に頭に浮かんだイメージを、まるで目の前に見ている様に感じる演出になっていると思います。
感激です。
さて、開放奴隷については、後編セットでしっかり出てきますのでお楽しみに!
このドラマの中では、レイ・スティーブンソン演じるプッロの存在感が大きいですね。
まっ歴史的にはオクタビアヌスの存在を見るべきですが、このドラマでも非常に興味深い像で描かれています。
私は、20話までみて、ディスク1枚を残すところになりました。
さあお楽しみです。
オクタビアヌスの采配は、アントニウスの躍進は、キケロの理想は、プッロの哀愁は、ヴォレヌスの家族は、解放奴隷の動きは、属州民の野心は、ブルートゥスはのせられて、母は怨念に、民衆の関心は、、、、などローマの時代の流れを感じながら楽しみましょう。
あっそう言えば、Catoさんは結末は知っていたのですね。
しかし、頭に描いてきたイメージとこのドラマで見た映像を重ねながら楽しむというのも一興だと思います。
わいわい丸
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