ウィルコムが会社更生法!?その行方は。。。。

　Willcomが会社更生法申請の噂・・・・ついに現実の話になって来ました。

日経新聞が先日より報道していますが、本日深夜に更新がありました。

「経営再建中のＰＨＳ最大手ウィルコムは18日、会社更生法の適用を東京地裁に申請する。」

いよいよ明日に申請らしいです。

WILLCOMは今のところ否定しています。

・PHSは継続できるのか？

・ＸＧＰはソフトバンクがもっていくのか？

さあ、明日の報道に注目しましょう。

(追記2010/2/18)

　本日、会社更生法申請が提出され、久保田社長の会見がありました。

経営破綻の背景(+Dmobileより）

　PHS事業を展開するウィルコムは、他社にさきがけて音声定額やデータ定額、法人サービスを提供するなど、新たな市場を開拓して成長を続けてきたが、同社が強みとする領域に携帯キャリアが進出し始めたことから失速。契約数が伸び悩み、2009年秋には月に3万から4万の純減となるなど、苦戦を強いられていた。

　同社が次世代高速通信規格として推進するXGPサービスについても、2009年4月にエリア限定サービスとしてスタートしたものの、リーマンショックに端を発した世界同時不況の影響で既存株主からの出資が思うように得られず、技術開発に投資するのが難しい状況となった。

　こうした背景から同社は、2009年9月に事業再生ADRを申請。事業の再生を目指したが、それが市場に悪影響を及ぼし、解約増を招くという“負のスパイラル”に陥った。その結果、自主再建するシナリオが難しくなった。

　倒産とあいなりました。

データ通信の先駆け、音声定額の先駆け でしたが、それをものにできず、、、近年は経営判断が後手Goteiで、データも音声も他社に包囲されてしまったということです。残念と言うしかありません。

　春以降どの様な展開になるのか、見守りたいと思います。

PS：　久保田社長の声を初めて聞きました。(こんなことを言うと不謹慎ですが) 社長の会見は好印象でした。

”久保田社長ほえるんだ！”と以前に書きましたが、就任直後より厳しい経営状況に直面し、苦闘の日々であったことがうかがわれます。

そして、無念にも ほえる機会を得ることなく、責任をとって退任となりました。

　詳しい事情はわかりませんが、ひと言、お疲れ様でした と書かせて頂きたいと思います。